自由という名の責任。
志に生き、感じるままに行動したい。
山田浩之
Koji Yamada

「何か技術を持ちたいと選んだのが経営の技術。経営コンサルタント会社に勤め、人材育成やマネジメントについての知識・ノウハウを蓄えた。学んだことは実践!と、5年後には明光義塾のサクセスリンク?を独立開業しました」。
「九州で“熊本にだけ存在しない”という状況を知り、やらねばと感じたんです」。平成13年、国際的な農業開発協力・環境保全・人材育成などの活動を行なう財団法人オイスカの熊本県支局を立ち上げ、現在は日本で最大級規模を誇る支部となった。「オイスカを通じて、環境や地球に関する取り組みの必要性を日々感じています。もっと多くの人に伝えたい!と考え至ったのがイベント。日本各地で行われている“打ち水”を他にできない規模でやることで、本来の取り組みに注目してもらう。今年は日本版ギネスへの挑戦を目指しています。オイスカ設立から4年が経った今年、さまざまな方にご協力いただき、個人・事業者・団体・行政が連携した全国初のNPO法人、くまもと温暖化対策センターを立ち上げました。私の人生におけるテーマは“必然性”。友人のタレント藤岡弘がくれた『宿命に感謝し、天命に生き、運命に挑戦し、使命に燃ゆる』という一言に、思いを確かなものにしました」。

物事は全て起こるべくして起こるもの。その根底にあるのは、芳村思風著の「感性論哲学」との出逢い。「人間として生きる目的は、愛と志。どちらかというと、私は志に生きるタイプかな(笑)」。平日、家で夕食をとる時間がない分、休日には必ず家族揃ってどこかへ出掛ける。それは家族のためであり、自分のため。志に生きるための何かが、そこにある。
「今、何が大切かって考えた時、地球があった。極論を言うとね、事業を継続的に行える最大の条件は、地球が健在であることなんじゃないかな。家族だけでなく、教育事業を通じて育てていきたい子どもたちのためにも今、僕らが守っていく必要があると感じてさまざまな活動を始めた。仕事とプライベートという線引きはないですね。僕はね、常に自由人でいたいんです。自由っていうのは、経済的にも時間的にも自由を獲得すること。そのために、経営者になりたいと思ったんです」。
自由とは、責任を伴うもの。起こりうることの全てを必然ととらえることで、どんな問題に直面しても受け入れることができる。しいてはそれが、新たな道しるべとなる。
事業・環境活動・ボランティア・家族、そのすべては彼の人生そのものなのだ。

●山田浩之的、人楽考
1. すべては、必然性からはじまる
2. 感性を大事にし、志に生きる
お薦め書籍/「この哲学から日本の復活がはじまる」芳村思風著
《Profile》
熊本県玉名市生まれ。
丸光グループ代表取締役社長であり、明光義塾を10教室運営。
8社を束ねるグループの長として、環境や教育という2分野を軸とした多業種にわたる事業展開を行う。また一方で、財団法人オイスカ熊本県支部・NPO法人 くまもと温暖化対策センターの事務局長を務めるなど、さまざまな環境・社会活動への取り組みも知られている。
【ブログ/自由人】http://success.nqsblog.jp/
JINRAKU8月号(2007.07.25発行)より転載








